読書録

本の内容紹介をしながら、自分の意見を述べます

第三回 『直感力を高める 数学脳のつくりかた』 バーバラ・オークリー

この本は、数学脳のつくりかたと、いう名前ですが、書いてある内容は、どんなことにも使える、言わば、先送りをしない良い習慣のつくり方についてです。

その具体的な方法は、

まず、ポモドーロテクニックです。ポモドーロとはイタリア語でトマトで、トマトのタイマーを使ったことに由来します。このテクニックは何かやらなければならないことがある時タイマー(スマホは不可)を用意して25分にセットしスイッチを押して開始する。その後5分にセットして休憩(ネットを見たり、SNSを確認したり、ゲームをしたり)して、5分経ったらまた、25分にセットして課題を始めるというものです。スイッチを押すことで、始めるきっかけとなります。

2つ目に、チャンクを作るということです。チャンクとは情報の一まとまりです。例えば、板垣退助後藤象二郎坂本龍馬という記憶があったとしたら、「土佐藩である」という共通点から一括りにすることができ、「土佐藩の人」ということでまとめて覚えることができます、このまとめた記憶がチャンクです。このようなチャンクは何かを考えるときに、広く知識を使うことができ、とても役に立ちます。このチャンクは、まず本や、教科書を読み、その内容を何も見ずに思い出して誰かに説明することで簡単に身につきます。この上記二つの方法が、物事に取り組む上で役に立つ方法です。