読書録

本の内容紹介をしながら、自分の意見を述べます

2018-01-01から1年間の記事一覧

第八回 『サピエンス全史 下』ユヴァル・ノア・ハラリ

約2ヶ月間が空いてしまいました。前回の続きで、 またサピエンス全史です。読了したのは2ヶ月ほど前なのですが、色々と忙しく全く書けませんでした。くだらない前置きはさておき、この下巻は、主に科学と資本主義に重きを置いています。 特に今回紹介したい…

第七回 『サピエンス全史 上』 ユヴァル・ノア・ハラリ

この本は、我々、ヒト科ホモ属サピエンスの歴史が記された本です。 人間の生活の変化を論理的に説明しています。上巻ではホモ・サピエンスだけでなく、ホモ属の誕生から、帝国主義の出現という長い期間の様々なことが書いてあり、私は特にこの記事で述べたい…

第六回 『銀の匙』中勘助

『銀の匙』と聞いて漫画を思い浮かべる人が多いと思いますが、今回書くのは小説です(笑)。 この小説は、得られる知識はとても少ないですが、幼少期の細かな機微が繊細に描かれています。この点に関しては、あの夏目漱石も絶賛しているほどです。頁数はとても…

第五回『バカの壁』 養老孟司

まず、この本のタイトルにもなっている「バカの壁」には2つの意味があります。 1つ目は、人は、自分の知りたくないことについては、自主的に情報を遮断してしまうということです。 例として、女子は、いずれ自分が出産することを知っているので、出産ビデオ…

第四回 『変身』 フランツ・カフカ

初めての小説です。普段は小説をよく読むのですが、ブログで何を紹介したらいいのか分からず避けていて、今回はお試しです。 フランツ・カフカのチェコ出身のドイツ語作家です。当然、『変身』も原書はドイツ語でありますが、今回は訳本を読みました。 あら…

第三回 『直感力を高める 数学脳のつくりかた』 バーバラ・オークリー

この本は、数学脳のつくりかたと、いう名前ですが、書いてある内容は、どんなことにも使える、言わば、先送りをしない良い習慣のつくり方についてです。 その具体的な方法は、 まず、ポモドーロテクニックです。ポモドーロとはイタリア語でトマトで、トマト…

第ニ回 『外国語を話せるようになる仕組み』 サイエンス・アイ新書

この本で紹介されているのは主に、シャドーイングの利点と、その根拠、そして、シャドーイングの効果的な実践方法です。そもそもシャドーイングとは、ある外国語を聞ききながら、何も見ずに、即座に復唱するという勉強法です。 今回は根拠を書くと長くなるの…

第一回 『ひとはなぜ戦争をするのか』 講談社学術文庫

この本は、天才物理学者、アインシュタインと天才心理学者フロイトとの手紙のやり取りを一冊の本にしたものです。早速要点を述べますと、戦争の怒る理由は、人には生来、破壊衝動を持っているからという荀子の性悪説のような答えです。 これでは拍子抜け、と…

6月21日 イントロダクション

このブログのは、本から得た知識を固める為に、アウトプットを目的として、僕が読んだ本の要点や、為になる情報を書きます。数分読むだけで、あたかも1冊の本を読んだような情報量を得られるブログにしていきます。不定期ではありますが、何卒よろしくお願い…